◇Tetsuya "Stormer" Tamai(NEW STOLEN HEARTS)◇

 

先ずは我々をディスカバリーし、このような機会を与えてくれたTwilight City Recordsに本当に有り難うと言いたい。共に最高の作品作りが出来た事本当に嬉しく想う。

解散ライヴだったというのにレコーディングのオファを持参して来たアキノリ氏には未だにウケル。実に4年振りとなるリリースがこのような形で動き出すとは(笑)。

 

そしてNEW STOLEN HEARTS。一番頼れるメンバー達が集まった。

プロジェクト始動当初、同レーベルとのコラボについてミスマッチともとれそうな声もやや聞こえたりはしたが、自分自身は全くそうは感じなかった。

 

何故ならTwilight City Recordsが主催する70'sソウルを中心としたイベントTwilightや、精力的なMIX

CDのリリース等、自分よりも若い世代がこういった活動を通じ、新たなるソウルミュージックの世界観や価値観を見いだし、未来へと紡ぎ伝えようとしている事に驚きと新鮮さを感じざるを得なかったし、何よりも彼らが"Flame'N'KingのHo Happy Day"をこよなく愛していると言う事を知り、正にそれ以上のものは無いと感じていたからだ。

 

オリジナル楽曲の製作に関しても、Twilightのイメージに近づけられるだけの直感力や引き出しは十分にあると解っていたし、何よりも我が道ノーザンソウルが示す懐の深い音楽性が証明してくれるだろうという自信もあった。しかし不安が全く無かった訳では無く、長い音楽人生の中初めて感じるプレッシャーもあった。それは"売らなきゃいけない曲"作り、とでも言うか。ただ自分自身充分チャレンジしてみる価値のある経験になるだろうとの予感もあった。

曲作りが進むにつれ、かすかではあるが音楽の魔法が再び自分にもかけられてゆくのを感じていた。追いつけない程の早さで旋律が響いた。多くを語るのは避けるが、これは本当に凄い事で、一度何かを失った者しか味わえない恍惚感である。レコーディングの頃には感じてたプレッシャーもすっかり消え失せ、自身のソングライティングの中でも最も愛すべき曲が誕生した。それは売らなきゃいけない曲から、売りたくて仕方が無い曲へと力強く変化を遂げたのである。

 

再度、全てにおいて真摯に向き合ってくれたTwilight City Records、カメラマン及び映像スタッフの皆様、レコーディングを全面的にサポートして頂いたWaxalchemy、皆様と今回このプロジェクトを共有出来た事心から誇りに想う。そして気がつけば自らをもリペアする羽目(ここオチ)となっていた実に初々しいRepairMy Heartに最大級の感謝の意を。

 

P.S

 

そうそう、Soul Fortune Society時代からバンドのすべてのアートワークを手がけてくれている盟友MSQが今回も何やらやらかしてくれているらしい。

Repair My Heartでオルガンを弾いてくれた腐れ縁MZO (THE 3776 / Mountain Mocha Kilimanjaro)との久々の共演も嬉しかった。彼とは彼がハワイ君だった頃からの付き合いだ。

 

                                                                                                                   

                                     【13 July 2017】

                                                                                                                         Tetsuya"Stormer" Tamai